「今年の政治を振り返る~日本は本当の民主主義か」
講師:宇野重規(政治学者)
<内容> 先の見えないコロナ禍、ウクライナ戦争と物価高、衝撃的だった安倍元首相銃撃事件、自民党圧勝の参院選、政権を揺るがす旧統一教会問題、沖縄県知事選―。激動の2022年の日本政治を振り返りながら、日本の民主主義の問題点を検証し、どうしたら本当の民主主義を取り戻せるのか考えます。日本を代表する政治学者で、「知識ゼロからわかる! そもそも民主主義ってなんですか?」(東京新聞刊)の著者、宇野重規・東大教授が、豊富な政治取材の経験を持つ東京新聞編集局長、金井辰樹と対談し、日本政治の真相に迫ります。
〈プロフィール〉 宇野重規 うの・しげき 1967年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学社会科学研究所教授。専攻は政治思想史、政治哲学。2022年2月に始動した「令和臨調」では第3部会の主査を務める。主な著書は『保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで』(中公新書)、『民主主義を信じる』(青土社)、『民主主義とは何か』(講談社現代新書) など。今年6月に、民主主義についてイラストを使いながら身近な例に置き換えてわかりやすく解説した著書「知識ゼロからわかる! そもそも民主主義ってなんですか?」(東京新聞刊)が発売された。
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