「9.11から20年~世界はどう変わったのか」
講師:田原牧(論説委員 兼 編集委員)
<内容> イスラム武闘組織「アルカイダ」による2001年9月11日の米中枢同時テロ事件から20年が経ちました。事件を受け、米国は「テロとの戦争」を遂行しますが、泥沼にはまりました。世界規模のテロ抑止策も失敗し、14年には「イスラム国」が誕生します。現在もイスラム世界と西欧の緊張は続いています。何かがズレているのです。そもそもイスラムとは何なのか。なぜ若者たちは「イスラム国」へ志願したのか。そうした基本的な理解を抜きに共存への道は探れません。現地での取材経験を交えて、問題の深層に迫ります。
<プロフィール> 田原 牧 たはら・まき 1962年生まれ。明治大政経学部卒。87年入社。名古屋整理部、三重県尾鷲支局、名古屋社会部、カイロ支局を経て、2002年から18年間、特別報道部に勤務。現在は論説委員兼編集委員。「季刊アラブ」(日本アラブ協会発行)編集委員。14年に「ジャスミンの残り香」で第12回開高健ノンフィクション賞を受賞。他の著作に「イスラーム最前線」「ほっとけよ。」「ネオコンとは何か」「中東民衆革命の真実」「人間の居場所」など。
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