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フォトサービス Z-026  2016年2月11日 紅富士(静岡県裾野市)

フォトサービス Z-026 2016年2月11日 紅富士(静岡県裾野市)

Z-026-2L他
価格:710円~8,150
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商品概要

薄紅に染まる春の秀峰

 夜明け前、静岡県裾野市須山の忠ちゃん牧場に到着した。富士山の南側に広がる十里木(じゅうりぎ)高原の一角で、標高約850メートル。2月上旬、前夜の雪が降り積もり、一面は厳寒の銀世界だった。気温は氷点下5度。上空は厚い雲に覆われ、富士山は見えない。
 待ち続けると、薄明かりの中で雲が西から東に速いスピードで動きだした。時々、雲の切れ間から稜線が見える。もしかして、と心が躍った。やがて、新雪に覆われた墨絵のような富士山が雲の中に現れた。
 日が昇ると、秀麗な富士は山頂が淡いピンク色に輝く。光は山を下り、山肌全体を淡い紅(べに)色に染めた。「紅富士」と呼ばれる数分間の幻想的な光景だ。至福の時間が流れる。東富士演習場の射撃音、富士サファリパークの猛獣の雄たけびが静寂を破った。
 紅富士は、雪の山肌が朝焼けと夕焼けで紅色になる現象。よく似た「赤富士」は、夏に溶岩砂礫(されき)の山肌が赤く染まる。出現の気象条件は紅富士と似ているが、遭遇機会はより少ない。夜に雨が降り、ぬれた山肌に日の出の光が反射する際に現れやすいようだ。
 忠ちゃん牧場から、山頂下にある宝永山(標高2693メートル)と宝永火口がはっきり見える。ぽっかり開いた穴は1707年の宝永大噴火で誕生した。富士山スカイライン登山区間(2合目から新5合目)は冬季閉鎖中で、4月下旬に開通する。新5合目から宝永火口までは歩いて約30分。荒涼たる噴火口は壮観でまさに絶景だ。季節が変わったら、また訪れてみよう。


紙面より一部抜粋(2016年2月26日発行 東京中日スポーツ)

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