MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス 2023年9月17日 次代へ再生の里山 寺坂棚田(埼玉県横瀬町)

フォトサービス 2023年9月17日 次代へ再生の里山 寺坂棚田(埼玉県横瀬町)

irodori20230917-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

朝6時過ぎ、山際から朝日が差し込むと、刈り取りを待つ稲穂が黄金色に輝いていく。埼玉県横瀬町の寺坂棚田。あぜ道には、白い彼岸花のリコリスが咲き誇っていた。

日が昇るにつれ、残暑に汗がにじむ。陽光から逃れようと、棚田を見渡すあずまやでひと休み。こうべを垂れる稲穂の上をトンボが飛びかい、秋の虫の声はうるさいほどで少し笑ってしまう。吹き抜ける風が心地良く、深呼吸すると穏やかな気持ちになった。

一帯には懐かしい里山の風景が残り、のどかな姿を今に伝えている。ただ、25年ほど前は後継者不足などで大部分が耕作放棄地となり、荒れ果てていたそうだ。再生を目指し、所有者や地元農家が協力して稲作体験や棚田オーナー制度などをスタート。赤い彼岸花とその園芸種のリコリスも植えられた。息の長い活動が実り、昨年には農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に選ばれるほどによみがえった。

町振興課の関口和則さん(52)は「都心から特急電車で70分あまりで、昔ながらの景色を見られる。ぜひ足を運んでもらえたら」と笑顔で話した。今月下旬から来月にかけ、赤い彼岸花も咲きそろう。(文と写真・由木直子 紙面構成・宮本直子)

紙面より一部抜粋(2023年9月17日発行 東京新聞朝刊)
黄金色の稲穂が刈り取りを待つ寺田棚田のあぜ道には、真っ白な彼岸花が咲き誇っていた=11日、埼玉県横瀬町で

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承ください。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年11月の定休日
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
営業時間
平日10:00~17:00