3月14日(木)
「最悪レベルの原発事故から13年の現実」
講師:山川剛史編集委員(原発・再生可能エネルギー)
聞き手:飯田孝幸(編集局次長)
〈内容〉 過去最悪レベルの東京電力福島第1原発事故から13年が経った。既に原子炉の暴走は抑え込まれものの、今なお大量の核燃料が損傷した建屋上部に残り、溶け落ちた核燃料は壊れた原子炉の中でそのまま残る。事故発生以降、ずっと事故現場や被災地の様子を追い続けてきた山川剛史編集委員が、事故収束作業の最新状況を現場で取材した映像をまじえて解説する。福島県各地の除染で発生した汚染土をめぐっては、国は各地に「再生資材」として「再利用」する方針。膨大な量の汚染土がたまる中間貯蔵施設の状況もお伝えする。さらに、事故で避難を強いられた被災地では避難指示の解除が相次いでいるがどのような現状にあるのか。自ら調べた放射線量の状況や帰還の状況についても報告する。
〈プロフィール〉 山川剛史 (やまかわ・たけし) 1966年生まれ、三重県出身。筑波大卒。1989年、中日新聞社入社。東京本社の政治、経済、社会、特別報道部を経て2011年から社会部。旧住専問題など金融事件や牛肉BSE問題、天下り問題などを取材。東日本大震災後からは一貫して福島第1原発事故関連の取材を続ける。2018年3月から編集委員。毎月何度も福島県に赴き、定期的な放射線測定などによる報道を続けている。
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【3月2回セット】
①3月14日(木) ②3月28日(木)
各回 14時開始 約90分 (講座70分、質疑応答20分)
※見逃し配信は、全回4月30日(火)まで
【受講料】3月2回セット 2,600円(税込)
※大変申し訳ありませんが、1講座単体でのお申し込みはできません。