MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス 2024年7月28日 レースまとったキノコの女王(国営武蔵丘陵森林公園/埼玉県滑川町・熊谷市)

フォトサービス 2024年7月28日 レースまとったキノコの女王(国営武蔵丘陵森林公園/埼玉県滑川町・熊谷市)

irodori20240728-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

 薄暗い竹林で、木漏れ日が当たるとキラリと光った。白いレースのような菌網を広げたキヌガサタケだ。ドレスをまとったような優雅な姿から「キノコの女王」と呼ばれる。

 キヌガサタケはスッポンタケ科の一種で、地域によるが、梅雨の時季から秋ごろまで見ることができる。卵形の幼菌が数時間で高さ15センチほどに伸長し、柄の上の帽子状のかさから菌網を垂らす。半日から1日ほどでしぼんで倒れてしまうが、その間にかさは強い臭いを放ち、ハエなどを先端部分に集めて胞子を拡散してもらう。

 埼玉県滑川町と熊谷市にまたがる国営武蔵丘陵森林公園では、竹林の斜面や園路沿いに自生しており、6月から7月にかけて見ることができる。同園では発生情報をホームページや交流サイト(SNS)で発信しており、「キヌガサタケは神出鬼没。いつどこに出るか分からないので、見つけると早くお客さんに伝えたくなる」と、同園都市緑化植物園の北原利美さん(49)は話す。

 同町に住む70代女性は「今年は4個ぐらい見ることができた。美しさに魅了された」と喜ぶ。

 同園では全ての植物の採取は禁止されている。キヌガサタケは県の準絶滅危惧種でもあり、女王を見つけてもそっと見守ってほしい。 写真と文・木戸佑

紙面より一部抜粋(2024年7月28日発行 東京新聞朝刊)

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承ください。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年12月の定休日
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
営業時間
平日10:00~17:00