商品概要
北の山河抄
新谷暁生 著
定価(税込):1,870円
A5判 並製 264ページ
発売日:2013/10/15
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北海道の山と海で、さらに世界の辺境で数々の挑戦を重ねてきた冒険家が導き出した、生き延びるための知恵とわざ、その精神を語る。
【内容紹介】
山の専門誌「岳人」連載当初から、登山者だけでなく、アウトドア界で広く評判となり、単行本化の声が強く寄せられてきた。
雪崩事故防止のためのニセコルールの実践や、雪崩対策への提言、知床半島1周ツアーで学ぶ自然とのおりあいのつけかた、危機管理など、情報の渦の中で登山と冒険の本質を鋭くついた論は、これから山や海へ向かう若者やガイドを目指す人、スキーやシーカヤック愛好家、アウトドア業界関係者まで、貴重なバイブルとなる。アウトドアの初心者から先住民族にまで注ぐヒューマンなまなざしも、本書の大きな魅力だ。
【著者紹介】
1947年札幌生まれ。酪農学園大学卒業。ニセコ雪崩調査所所長。
北海道の雪山からヒマラヤ、国後、アリューシャン、パタゴニア、ホーン岬まで、山も海も含めた世界の辺境に挑んだ希少な冒険家。
夏は知床半島でのシーカヤックツアー「知床エクスペディション」を主宰。冬期はニセコで遭難救助にあたり、毎朝日本海の天気情報をベースにした「ニセコ雪崩情報」を発信し続ける。長年の雪崩事故防止活動は、ローカルに根差した画期的なモデルとして専門家も注目。権威や机上の論理でなく、過酷な自然の現場体験から生み出されたノウハウやアドバイス、その姿勢にふれようと、全国から多くのアウトドアマンが訪れる。