「いま考えたい憲法問題」
講師:木村草太(東京都立大学教授)
〈内容〉 集団的自衛権の行使容認を前提とした敵基地攻撃能力の保有など、防衛と統治機構に関わる議論が進んでいる。また、差別されない権利、子どもの権利、性的マイノリティの権利などが話題になることも増えてきている。今回の講座では、今起きている憲法問題にスポットライトを当て、私たちが何を考えなくてはならないかを一緒に探していきたい。
〈プロフィール〉 木村草太(きむら・そうた)
1980年生まれ、神奈川県出身。東大法学部卒。2016年首都大学東京(2020年より東京都立大学に改称)教授。専攻は憲法学。「立憲デモクラシーの会」に長谷部恭男ら憲法学者と参加。現行憲法下で、日本への武力攻撃への着手がない段階での武力行使は違憲だとしている。将棋が好きで、大学の講義にも取り入れている。テレビの報道番組に出演し、気鋭の憲法学者としてお茶の間にも浸透している。著書に「憲法学者の思考法」(青土社)、「自衛隊と憲法これからの改憲論議のために」「集団的自衛権はなぜ違憲なのか」(ともに晶文社)、「マンガでわかる!小学生のくらしと日本国憲法」(監修 主婦と生活社)、「『差別』のしくみ」(朝日新聞出版)など。
〈チャプター〉
00:02:25 オープニングトーク
00:04:14 いま考えたい憲法の話
00:04:46 憲法と平和主義
00:12:53 憲法9条とは何なのか?
00:21:44 国会議員の任期延長とは?
00:24:38 そもそも緊急集会を開けるのか?
00:32:27 日本の女性差別の歴史は思いださなくていいのか?
00:41:41 第三次夫婦別姓訴訟
00:47:01 同性婚訴訟
00:51:17 非合意強制型共同親権の問題
01:03:34 障碍者の権利を考える
01:12:10 質疑応答
01:24:40 おわりに
【収録時間 01:25:48】
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