MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス 2010年4月11日 開花(3)権現堂 春たすき未来へ
フォトサービス 2010年4月11日 開花(3)権現堂 春たすき未来へ
  • フォトサービス 2010年4月11日 開花(3)権現堂 春たすき未来へ
  • フォトサービス 2010年4月11日 開花(3)権現堂 春たすき未来へ

フォトサービス 2010年4月11日 開花(3)権現堂 春たすき未来へ

nozomu20100411-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

 権現堂堤の桜は、時代に翻弄(ほんろう)されてきた。地域ににぎわいをもたらすことを願い、住民がソメイヨシノを植えたのは1920年ごろ。水運で栄えた権現堂川は、源流となる利根川からの流れが止まり、水がほとんどなくなっていた。堤は、花見の時期には幸手駅から約3キロにわたり人が連なる桜の名所に。しかし終戦直後の45年、「鬼畜米英」の教育を受けてきた住民は、占領軍が訪れるのを恐れて伐採。燃料不足で、まきとして使われた。

 49年、再び3000本が植えられたが、60年代の高度成長期にレジャーは多様化し、吸引力は薄れた。堤防沿いに産業団地の開発も進み、桜が1000本まで減った70年代半ば。幸手市の並木克己さん(64)たちが「思い出深い自然を残したい」と、ごみを拾い、菜の花も植えるようになった。96年には、並木さんが理事長となり、NPO法人「幸手権現堂桜堤保存会」が誕生。一時は10万人を切った花見客は、98万人まで回復した。

 並木さんらは、老木を接ぎ木で再生する試みも始めた。地元の小学生も春に堤に招く。いくどか途切れた桜堤の歴史。ピンク色と黄色の2色のたすきを、今度はしっかり次世代に渡すつもりだ。 (池田宏之)

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承くださ い。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年11月の定休日
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
営業時間
平日10:00~17:00