MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス 2010年7月18日 水辺(3)木場・新木場 揺れ動く木の価値
フォトサービス 2010年7月18日 水辺(3)木場・新木場 揺れ動く木の価値
  • フォトサービス 2010年7月18日 水辺(3)木場・新木場 揺れ動く木の価値
  • フォトサービス 2010年7月18日 水辺(3)木場・新木場 揺れ動く木の価値

フォトサービス 2010年7月18日 水辺(3)木場・新木場 揺れ動く木の価値

nozomu20100718-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

 木の価値を熟知する徳川家康は、木曾を直轄地にして江戸に大量の木材を集めた。18世紀初め、今の江東区木場周辺が集積地に。昭和50年ごろ、その南に世界有数の木材団地「新木場」が生まれた。両所に運び込まれた国内外の木は、戦後復興と高度成長の立役者。「『鉄は国家なり』というけど、日本はずっと『木は国家なり』でした」。東京木材問屋協同組合の吉条良明理事長(77)は力を込める。

 しかし気付けば社会の主役は鉄とコンクリートに。南洋の国々が輸出を禁じて以降、丸太が浮かばなくなった貯木用の堀は、木材市場の凋落(ちょうらく)を象徴する。もちろん業界は座して死を待ちはしない。昨年7月、新木場駅前に「木材会館」が完成した。1000立方メートルを超える国産木材を使った斬新なデザインは、社会の目を再び木に向けさせようという野心の表れ。経済発展著しい中国に建材として売り込む準備も進める。

 昭和30年、当時の鳩山一郎内閣は、過剰な森林伐採を危ぶみ木造建築を制限した。それから半世紀余り。鳩山由紀夫・前内閣は公共建築物への国産木材使用を促すことを決めた。祖父と孫で正反対の決断。「木の価値」がどれほど揺れ動いたか示すエピソードだ。 (岡村淳司)

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承くださ い。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年5月の定休日
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
営業時間
平日10:00~17:00