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埼玉県川島町を流れる入間川の支流・越辺川に"冬の使者"と呼ばれるコハクチョウが飛来しゆっくりと羽を休めている。
「おっぺの白鳥を守る会」によると、コハクチョウはシベリアなどから越冬のために南下し、同川には新潟県阿賀野市の瓢湖などを経由して例年八十羽ほどが渡ってくるという。今年は十一月十八日に成鳥、幼鳥合わせて六羽の飛来を確認した。
冷え込みの厳しい晴れた日の朝は、水温と気温の差により川霧が発生し、川面は幻想的な雰囲気に。コハクチョウたちは「コーッ」と鳴き交わしながら羽ばたくタイミングを合わせ、バタバタと水をけるように飛び立ち、田んぼなどの餌場へ向かっていった。河川敷に並んだ愛鳥家や地元住民らは寒さに震えながらも熱心にカメラのシャッターを切っていた。
二月下旬から三月上旬ごろには北へ帰って行くという。
(写真と文・隈崎稔樹)
紙面より一部抜粋(2020年12月15日発行 東京新聞夕刊)
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フォトサービス 2021年8月1日 Nature特別編 冬(2) 越辺川のコハクチョウ
とはカットが異なります。別商品となりますのでご注意下さい。
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