MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス Z-115  2018年11月8日 コウノトリ(群馬県館林市)

フォトサービス Z-115 2018年11月8日 コウノトリ(群馬県館林市)

Z-115-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

きずなは再び舞う

群馬県館林市大島町の農耕地で十月二十八日、刈り田から飛び立つコウノトリ「きずな」。秋の田園を悠然と飛ぶ姿にしばし目を奪われた。ツルと見間違うほどの上品さ。その後、秋晴れの空にゆっくりと円を描きながら上昇し、視界から消えた。印象的な光景だった。きずなはコウノトリの野生復帰に取り組む千葉県野田市が、二〇一六年六月に放鳥した二歳の雄だ。今年三月に誕生し六月に放鳥された雌の「きらら」と、きずなと同じ日に放鳥された雄「ひかる」の三羽がこの秋、館林市内に飛来した。珍しい出来事だ。野田市が三年前に放鳥を始めて以来、九羽が放鳥された。二羽は死んだが、他は徳島、愛知、静岡、千葉の各県に暮らす。コウノトリは全長約一メートル、翼を広げると約二メートルになる大型の鳥だ。かつて全国に分布していたが、一九七一年に野生では絶滅した。人工繁殖の努力が続けられ、兵庫県豊岡市の「コウノトリの郷公園」が二〇〇五年九月から放鳥を開始し、現在百四十六羽が日本の空を舞う。「三日の昼すぎ、コウノトリ三羽が渡良瀬遊水地を飛んだ」と鳥仲間から連絡をもらった。四日朝に現地を訪れると、栃木県小山市が設置した人工巣塔周辺の池で、きずなだけが確認できた。採餌を終えて巣塔に上がり、巣材のヨシをくちばしで動かした。数時間後、館林市方面に飛んだ。この巣塔でいつか子育てが行われる日々を期待したい。

紙面より一部抜粋(2018年11月8日発行 東京新聞)

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承くださ い。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年11月の定休日
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
営業時間
平日10:00~17:00