MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス Z-083  2017年12月22日 野付半島(北海道別海町)

フォトサービス Z-083 2017年12月22日 野付半島(北海道別海町)

Z-083-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

海辺のエゾシカよ永遠なれ!

全長26キロ、日本最大の砂嘴(さし)で知られる野付半島(別海町)を12月中旬、訪れた。夕焼けに色を染める野付湾を見ていた時、エゾシカの群れが現れた。海辺には立ち枯れたミズナラが立ち並ぶ。厳しい冬の大地に生きる動物と自然のコントラストに魅了された。野付半島は2005年、国際的に重要な湿地を保護するラムサール条約に登録された。250種以上の野鳥が確認されている。砂が堆積し、海上に長く突き出た砂嘴の地形が印象的だ。まるでエビの姿のようだ。海水に浸食されて風化した木々で有名な光景が2つある。一つはミズナラが立ち枯れたまま残るナラワラだ。もうひとつは同じく立ち枯れたトドマツが並ぶトドワラ。近年、トドワラは浸食が進んでいるため、ひょっとしたら今後見られなくなるかもしれないという。近くの中標津町に住む写真家の久保敬親さん(70)は48年間、野付半島の野生動物を撮り続けている。「最初のころはエゾシカは幻の動物だった。見ることさえ難しかった」と話す。普通に見られるようになったのは30数年前。現在は、数が増え、車道にまで姿を見せる。久保さんは「タンチョウやオジロワシ、オオワシ、コクガンなど国の天然記念物に指定された鳥も生息する」と豊かな自然の営みを語ってくれた。野付半島と対岸の尾岱沼(おだいとう)は四角い太陽の撮影地としても知られている。日の出の時、気温と海水温の温度差により光が屈折して、太陽の形が変化する蜃気楼現象。四角い太陽は極めて珍しい絶景だ。いつか、見てみたい。

紙面より一部抜粋(2017年12月22日発行 東京中日スポーツ)

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承くださ い。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年4月の定休日
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
営業時間
平日10:00~17:00