MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス Z-082  2017年12月22日 雪裡川(北海道鶴居村)

フォトサービス Z-082 2017年12月22日 雪裡川(北海道鶴居村)

Z-082-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

氷点下11度、タンチョウ優雅に

日本最大の湿地が広がる釧路湿原に生息するタンチョウを求めて12月中旬、北海道鶴居村を訪れた。夜明けすぎ、ねぐらの雪裡(せつり)川から群れが次々に飛び立った。その数は約300羽。距離は観察場所の音羽橋(おとわばし)から数百メートル先だ。「コォーコォー」。鳴く声が厳寒の大地に広がる。気温は氷点下11度。冬の川を優雅に舞うタンチョウに魅了された。タンチョウは日本最大の鳥で全長は140センチほど。北海道東部とロシア・アムール川中流域、中国東北部などが生息地だ。漢字では「丹頂」と書く。その名は頭が赤いことに由来する。日本産7種のツルの中で唯一、名前にツルと付かない。「タンチョウヅル」とは言わないのだ。かつて北海道では普通に生息していた。明治時代の乱獲で一時は絶滅したと思われていたが、1924(大正13)年、鶴居村で10数羽の生存が確認された。戦後、冬の餌不足から絶滅の危機を救うために各所でタンチョウへの人工給餌が始まり、生息数も回復。現在は北海道に約1800羽いるという。その一人、酪農家の伊藤良孝さん(1919〜2000年)の給餌場は現在、公益財団法人・日本野鳥の会が鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリとして運営している。入場無料。冬は毎朝9時ごろ給餌が行われ、300羽前後のタンチョウが集う。ねぐらに戻る夕方まで滞在。雪原を優雅に舞う光景を身近に観察できるため、観光客も多い。寒さが一番厳しい1月から2月、ねぐらの雪裡川に気荒らしが立ち、両岸の木々が霧氷で白くなる確率が高くなるという。また絶景を求めて訪れたい。

紙面より一部抜粋(2017年12月22日発行 東京新聞)

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承くださ い。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年12月の定休日
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
営業時間
平日10:00~17:00