MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス Z-056  2017年2月2日 渡良瀬遊水地のコミミズク(栃木県栃木市)

フォトサービス Z-056 2017年2月2日 渡良瀬遊水地のコミミズク(栃木県栃木市)

Z-056-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

夕日に翼染め 悠然

 冬のヨシ原を飛ぶコミミズクを、正面からとらえた。栃木県栃木市の渡良瀬遊水地。こちらの望遠レンズをにらみつけるような鋭い二つの黄色い目、翼を大きく広げて悠然と飛ぶ姿が印象的だ。
 撮影は午後四時半ごろ。夕日が一瞬、翼をオレンジ色に染めて輝く。枯れたヨシの穂も同系統の色に彩られ、幻想的な冬景色が広がった。
 コミミズクは草が刈られた堤防の土手の上を飛び回り、獲物のネズミなどを捕食する。一度に複数目撃できたが、それぞれのテリトリーがあるのでお互い数百メートル離れている。
 フクロウ科の冬鳥で、シベリアなどから渡来する。全長は三八センチほど。漢字では「小耳木菟」と書く。その名は、頭にある耳羽が小さいことに由来する。
 昼間は草地の中で休息、夕方から活動を始める。運が良いと明るいうちから飛び始める。遊水地には毎年越冬で訪れ、五、六年ごとに数が多い「当たり年」になる。獲物のネズミが増えたのだろうか、今年はその年のよう。遊水地全体で、日没前に八羽前後が飛んでいるとみられる。
 観察ポイントは巴波(うずま)川の堤防付近。今冬は昼すぎから連日、大勢の野鳥ファンが堤防の上に長い列をなして出番を待つ。二百人を超えた日も。飛び始めるのは午後三時ごろからが多い。強風の日は飛ばない。
 一月下旬から、コミミズクがネズミを狙う土手に菜の花が咲き始めた。今月下旬には黄色いじゅうたんが広がる。間もなく菜の花とコミミズクが織りなす絶景が見られるだろう。 


紙面より一部抜粋(2017年2月2日発行 東京新聞)

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承くださ い。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年10月の定休日
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
営業時間
平日10:00~17:00