MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス Z-045  2016年9月23日 佐田岬灯台(愛媛県伊方町)

フォトサービス Z-045 2016年9月23日 佐田岬灯台(愛媛県伊方町)

Z-045-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

夜の海守る光

 日本一の細長い半島(全長約50キロ)で知られる佐田岬半島。10日、その最先端にたつ佐田岬灯台(愛媛県伊方町)を訪れた。
 近くの椿山展望台からは眼下に灯台が見え、豊予(ほうよ)海峡を隔てて約14キロ先の九州・佐賀関半島が遠望された。ぐるりと270度も海が見渡せ、地球が丸いのを実感する。周辺に渡り途中のヒヨドリやツバメ、赤トンボが群れる光景に秋の気配を感じた。
 夜を迎え、白亜の灯台に灯(あか)りがついた。光源は回転しながら暗い海を照らした。その横で沖合650メートル付近にある岩礁を照らす照射灯も点灯。この海域は潮流が速く、座礁を防ぐため設置された灯柱が、光線で白く輝いた。まるで十字架のように見えた。
 船の往来は多い。時々、雲の切れ間から半月が現れた。月光が海面に反射して美しい。光が演出する神秘的な海峡の夜景に魅了された。
 四国最西端にある佐田岬灯台は1918年(大正7年)4月1日に初点灯。1年半後は100年を迎える。高さは18メートル。光達距離は35キロにも。海上保安庁が選定した日本の灯台50選の1つだ。九州最南端の佐多岬灯台(鹿児島県)と字の読みが似ているのでよく間違われる。九州は「さた」で四国は「さだ」と濁る。
 豊予海峡は関サバと関アジの高級ブランドで全国的に知られる。同海峡で漁獲され、大分市の佐賀関で水揚げさたものだ。瀬戸内海と太平洋の境界にあるため潮流が速く、また餌のプランクトンが多いため、身が引き締まり、おいしい魚に育つという。 


紙面より一部抜粋(2016年9月23日発行 東京中日スポーツ)

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承くださ い。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年12月の定休日
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
営業時間
平日10:00~17:00