MENU
MENU
東京新聞オフィシャルショップ
カート

現在カート内に商品はございません。

フォトサービス Z-037  2016年7月8日 霧降高原(栃木県日光市)

フォトサービス Z-037 2016年7月8日 霧降高原(栃木県日光市)

Z-037-2L他
価格:710円~8,150
プリントサイズ

商品概要

天空回廊に野鳥の美声

 梅雨の晴れ間が広がった6月下旬、栃木県日光市の霧降高原を訪れた。標高は1300メートルから1600メートルほど。ここはキスゲ平と呼ばれる急斜面で、ニッコウキスゲの群生地として知られる。野鳥のホオアカが花の上で歌い、ノビタキはひなを連れて飛び交う。花と鳥の楽園に魅了される。
 キスゲ平はかつて、日光市営スキー場だった。スキー客の減少などで2004年に閉鎖され、リフトも6年前に廃止に。その後は高山植物の保全活動に取り組み、散策しながら花を楽しむ園地に再生した。7月に入り、ニッコウキスゲはピークを過ぎたが、10日ごろまで楽しめるという。その後はシモツケソウやワレモコウ、オヤマリンドウなどが咲き誇る。
 リフトの跡地で異彩を放つのが、「天空回廊」と呼ばれる1445段の木の階段。標高1345メートルのレストハウスから1582メートルの小丸山展望台へ伸びる。標高差は237メートルも。コースタイムは約1時間20分。テレビ番組「ナニコレ珍百景」で紹介されたという。階段から振り返ると北関東の山並みが美しい。空気が澄んだ日は富士山や東京スカイツリーが望めるというが、この日は宇都宮市付近までだった。
 夏の霧降高原は高山植物と絶景、天空回廊が大勢の登山者と行楽客の人気を集める。もうひとつ印象的だったのは野鳥の歌声。夜明け前、「トキョキョカキョク」とホトトギス。薄暗い森を鳴きながら飛んだ。朝焼けが広がるとカッコウが鳴き始めた。同時にノビタキやホオアカ、ビンズイ、ホオジロも。絶景と野鳥の共演は夏山の醍醐味(だいごみ)だ。心癒やされる。


紙面より一部抜粋(2016年7月8日発行 東京中日スポーツ)

注意事項

お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。お客様がお使いのモニターにより印象が異なる場合がございますので予めご了承くださ い。
お分けする写真は、個人で記念として保存されるものに限ります。
出版物への転載、複写は固くお断りします。
受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。

プリントサイズ・価格・送料

営業日カレンダー

赤字は、休業日です

2024年11月の定休日
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
営業時間
平日10:00~17:00