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高松空港を彩る幻想的なイルミネーション
香川県綾川町の高山航空公園展望台から、高松空港(高松市)の夜景を撮影した。夜の闇に滑走路の誘導灯などが青や緑、赤、紫、オレンジなどに輝いて鮮やか。その時、飛行機が離陸した。30秒間露光すると、前照灯と翼に設置されたライトの光跡が天に向かって弧を描いた。奥には集落の灯りも。壮大なイルミネーションを見るようで胸が高鳴った。
同公園の展望台から滑走路まで約3、5キロもある。ただし、超望遠レンズでのぞくと正面眼下に見える。滑走路の長さは2500メートル。このアングルは国内では珍しいという。ともに丘陵地にあり、同公園の標高は274メートルで、同空港は185メートル。
誘導灯が幻想的に彩る夜の滑走路はフォトジェニックだ。国内の撮影地の一番人気は、伊丹空港(大阪府豊中市)のビュースポットとして知られる千里川土手。ここは飛行機が頭上をかすめ、夜は光り輝く滑走路と航空機のコラボを撮影できる。航空ファンだけでなく、家族連れやカップルなどでもにぎわう。阪急宝塚線曽根駅から徒歩約20分と近い。
四国の高松空港は市街地から南へ約15キロ。残念ながら、ビュースポットの同公園は山の中にあり、交通の便が悪く、タクシーかレンタカー利用に。開園時間は10〜3月は9〜18時、4〜9月は9〜20時。年中無休で入場無料。
【撮影データ:ニコンD850 AF‐Sニッコール600ミリf4 30秒 絞りF11 ISO400】
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