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栃木県の渡良瀬遊水地で先月29日、コミミズクに出会った。アシ原の隅で、低空を飛び回りながら、黄色の目を見開いて獲物を追っていた。ネズミを見つけると、頭を下げて急降下し、足でつかみ、丸のみした。
コミミズクは冬鳥として草原や農耕地などに渡来するフクロウの仲間。全長38センチで、翼を広げると約1メートルになる。羽角(うかく)という小耳を持つのでその名がある。
今冬は日中でもその姿が目立つ。地元の野鳥愛好家によると「昨年は遊水地に冠水がなくて、餌のネズミ類が多いためでないか」という。(撮影・堀内洋助)
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