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千葉県習志野市の谷津干潟で3日、チュウシャクシギに出会った。満潮になり、わずかに残った棒くいの休息場をめぐって争う2羽。夕日に光る水辺にシルエットで浮かんだ。黄昏(たそがれ)の静寂と躍動感に魅了された。
旅鳥として渡来し、春の渡りは同干潟をねぐらに利用する。昼間は郊外の田んぼなどで餌を捕り、夕方「ホイピピピピー」と鳴いて三々五々集結。満潮時は観察センターの前浜に。この日は約150羽。全長42センチ。
ねぐらは今月中旬すぎまで。干潟は旅鳥のオアシスのようだ。16日まで愛鳥週間。(写真と文・堀内洋助)
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