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繁殖を終えて南へ渡る途中の夏鳥が、市街地の公園などに立ち寄っている。休息してエネルギーを補給する公園の緑地は渡り鳥のオアシスなのだろう。写真は東京都葛飾区の水元公園で11日、出会ったツツドリ。桜の木で好物の毛虫などを捕食していた。全長33センチ。
ツツドリは夏鳥として山地の林に渡来するカッコウの仲間。「ポポ、ポポ」と竹筒をたたく音のように鳴くので名が付いた。主にセンダイムシクイへの托卵(たくらん)が知られる。この日は成鳥数羽と赤色型の雌もいた。渡りは10月中旬まで続くという。(写真と文・堀内洋助)
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