商品概要
初秋の習志野市・谷津干潟で、群れて餌を探すオバシギ。くちばしを泥に差し込み、大好物の二枚貝を丸のみ。いつも群れて行動するのを見かける。太めの体で全長27センチの中型のシギ類。旅鳥として普通に渡来。
シギ・チドリ類の秋の渡りは終盤に入った。今月の同干潟は飛来数が少なく、さびしかった。海藻のアオサが繁茂しているためだろうか。アオサが腐り堆積(たいせき)すると泥は酸欠になり、底生動物が死に餌が無くなる。現在約8割がアオサに覆われ、干潮時は一面緑の広場のよう。危機的状況である。(写真と文・堀内洋助)
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