商品概要
千葉県習志野市の谷津干潟で今月上旬、ヒドリガモ百数十羽が群れていた。海藻類が好物で、干潟一面、緑色に広がるアオサを採食。アオサ被害を助ける頼もしい鳥に思えた。満潮になり、休息場の棒くいに上がるとき、羽ばたいて鮮やかな翼を一瞬見せてくれた。
ヒドリガモは冬鳥として渡来し、海岸や湖沼、川などで暮らすカモ類。雄=写真=の全長は49センチ。翼を広げると約80余センチで上面の雨覆(あまおおい)の白が目立つ。その下の翼鏡(よくきょう)は緑色。よく鳴くカモで雄は「ピュー」と口笛のような声。雌は「グァ、グァ」。(写真と文・堀内洋助)
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