商品概要
東京都郊外の林でこの冬、偶然にオオコノハズクに出会った。昼間は木の幹で、目をつぶりじっと休息していた。体は褐色で幹と保護色になり、望遠レンズから目をそらすとその姿を見失う。日没約30分前、オレンジ色の目を開いてくれた。暗くなると飛び去った。
オオコノハズクは留鳥で、平地から山地の林に生息するフクロウの仲間。全長24センチ。警戒すると頭の羽角(うかく)を立てる。近年は姿を見る機会が大きく減少した鳥という。夜間に活動する。似ているコノハズクは夏鳥で「仏法僧(ぶっぽうそう)」と鳴き、目は黄色。(写真と文・堀内洋助)
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