商品概要
千葉県船橋市のふなばし三番瀬海浜公園沖の干潟で今月中旬、越夏するミヤコドリ25羽に出会った。潮が引き始めると「ピッピッ」と鳴きながら飛来した。波打ち際で二枚貝を捕食。くちばしの先が黒く、足が肉色の若鳥が多い。繁殖しないので、残ったのだろう。
ミヤコドリは冬鳥として渡来する。1986年春に初記録された三番瀬は今、日本最大の越冬地になり、昨年冬は100羽を超えた。越夏の個体もあり、昨年は十数羽。冬鳥が群れで夏を過ごすのは珍しい。三番瀬の環境がいいのだろう。全長45センチ。(写真と文・堀内洋助)
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