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千葉県習志野市の谷津干潟で今月上旬、アオサギに出会った。潮が満ちてきた干潟を、夕日が美しい色に染めた。魚を捕る姿が水辺の彩りの中に浮かんで印象的だった。夏の同干潟はシギ・チドリとともに、サギ類が多い。ツルと見間違うほど大きな姿だ。全長93センチ。
アオサギは留鳥として水辺に暮らす。姿は全身が灰色。今春に発表された環境省の緑の国勢調査では繁殖・生息地域の分布が約20年前の約6倍に拡大。昨年の埼玉県入間市の鳥類分類調査でも激増。探鳥に訪れると姿を見る機会が多くなった。(写真と文・堀内洋助)
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