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千葉県船橋市のふなばし三番瀬海浜公園沖で先月25日、オオバン約300羽の群れに出会った。潮が満ちて来て、干潟をぞろぞろと歩いた。湖沼や川や池の淡水域で暮らす鳥で、海で見るのは珍しかった。潮が残る岸辺に数十羽が集まり、海水を飲み始めた。まるで海水を飲むアオバトのよう。ろ過装置があるのだろうか。
オオバンは関東地方では留鳥で、冬季には南下した個体が加わり数が増える。越冬中は群れて生活する。クイナ類で、全体が黒くて白いくちばしと額が目立つ。我孫子市の鳥。全長39センチ。(写真と文・堀内洋助)
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