商品概要
茨城県坂東市の菅生沼でこの冬、ミコアイサに出会った。コハクチョウの越冬地に、雄と雌が1羽ずつ滞在。仲のいいつがいで、活発に潜水して小魚を捕食した。突然、全面結氷した池を雄が飛び立ち、雌も後を追った。水面に一瞬白い姿が映った。雄は白い体で目のまわりが黒くて「パンダガモ」の愛称で人気もの。
ミコアイサは冬鳥で渡来するアイサ類。その名は神子(みこ)さんの白装束から付けられたという。清楚(せいそ)でかわいい姿だ。雌は頭が茶色で体が黒褐色。皇居のお堀に雄が今年も飛来した。全長42センチ。(写真と文・堀内洋助)
注意事項