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千葉県習志野市の谷津干潟で先月25日、珍しい夏羽のオオメダイチドリに出会った。コメツキガニをよく食べるが、この日は寒くてカニの姿が見あたらない。巻貝のウミニナ類が点在する砂地を素早く走って、死んだ小魚を丸呑(の)みした。よほど空腹だったのだろう。
オオメダイチドリは旅鳥で渡来するが、数は少ない。メダイチドリより大きく、くちばしと足が長い。全長24センチ。同干潟はこの春、緑色をした海藻のアオサが消えたためか、シギ・チドリ類の姿が目立つ。10日から16日まで60回目の愛鳥週間。(写真と文・堀内洋助)
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