商品概要
千葉県船橋市のふなばし三番瀬海浜公園前の干潟で先月下旬、エリマキシギに出会った。満潮で潮が引くのを待っていると、波打ち際に幼鳥が舞い降りた。波に一瞬、戸惑ったような姿が、朝のやわらかな日差しを浴びて印象的。他のシギと群れず、採餌を始めた。
旅鳥で春と秋に水田や干潟に渡来するシギ類だが、数は少ない。その名は雄の夏羽が派手な「襟巻き」をしている姿から。繁殖地ではレックと呼ばれる踊り場で、襟巻きを広げて雄同士が闘うディスプレーが知られる。全長は雄32センチ、雌25センチ。(写真と文・堀内洋助)
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