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さいたま市桜区の大久保農耕地で8日、スクスク育ったシロハラクイナの幼鳥に出会った。アシの茂みから現れて、土手下でコオロギなど昆虫を捕食。時々、大きく羽ばたいて、農道を大股(また)で素早く走り滑空した。
7月23日に関東で初めて繁殖が確認されて、まもなく2カ月を迎える。先月20日ごろ、親が子を追い立てる子別れがあった。観察者らによると、ヒナ5羽は元気に成長した。今は時々しか現れないが、親と子はこの付近で暮らす。沖縄で留鳥の亜熱帯地域のクイナはどこで越冬するのだろうか。(写真と文・堀内洋助)
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