2月16日(木)
「膨張する軍事費~日本はどこに向かうのか」
講師:望月衣塑子(社会部記者)
〈内容〉 日本の軍事費が膨張を続け、国会でも論戦となっている。ウクライナへのロシア侵攻や尖閣諸島周辺での中国船の動き、北朝鮮の弾道ミサイル発射などを大義名分に、岸田政権は防衛費を2027年度にGDP比2%以上にするよう目指している。敵基地攻撃能力や継戦能力の強化する兵器を積極的に購入、日本の専守防衛路線は危機に瀕している。日本の武器輸出問題や米国製兵器の購入問題、後年度負担という予算の裏技を使った兵器ローン問題などを取材してきた望月記者が、軍事費をめぐる現状と、今後、日本はどこに向かっていくのを語る。
〈プロフィール〉 望月衣塑子 もちづき・いそこ 1975年東京都生まれ。慶応大学法学部卒。98年に中日新聞社入社。東京本社社会部で東京地検特捜部を担当。経済部では武器輸出問題を取材。現在は社会部で外国人の難民認定問題、旧統一教会信者への取材に取り組んでいる。著書に「武器輸出と日本企業」(角川新書)「新聞記者」(角川新書)「日本解体論」(共著・朝日新聞出版)など。武器輸出の一連の報道で2017年に平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、18年に菅義偉官房長官会見での取材などでメディアアンビシャス賞特別賞に選ばれた。
ニュース深掘り講座
~オンラインで東京新聞・中日新聞 論説委員、記者らが徹底解説
日々、ニュースを伝える新聞記者、社説を展開する論説委員ともに、長年の取材で培った見識豊かな専門分野があります。
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【日時】2月16日(木) 14時開始 約90分(講座70分、質疑応答20分)
※見逃し配信の視聴期間を1ヶ月に延長しました!!
【定員】200人(先着順・事前申し込み制)
【受講料】1,500円(税込)