望月衣塑子 社会部記者
①4月15日(木)「わきまえない力~旧弊にあらがう人々」
講師 : 望月衣塑子 社会部記者
<内容> 五輪組織委会長の辞任に至った森喜朗氏の発言は日本社会のさまざまなゆがみを露わにしました。世界の中で男女平等指数121位という女性蔑視の現状だけではありません。「わきまえておられる」という言葉に象徴されるのは、都合の良い声ばかりに耳を傾け、異論を封じ込める組織体質です。そうしたひずみが蔓延する政、官、財界などでも、「わきまえない力」で矛盾を告発し、旧弊にあらがう人たちもいます。取材で知り得た、そんな貴重な闘いを紹介しながら、この国のゆがみを検証します。
<プロフィール> もちづき・いそこ 1975年、東京都生まれ。慶応大法学部卒。98年に中日新聞社入社。東京本社社会部で東京地検特捜部を担当。経済部では武器輸出問題を取材。現在は社会部で森友・加計問題や安倍政権の米兵器輸入拡大問題などを取材。著書に「武器輸出と日本企業」「新聞記者」など。武器輸出など一連の報道で2017年に平和・共同ジャーナリスト基金賞奨励賞、18年には菅義偉官房長官会見での取材などでメディアアンビシャス賞特別賞に選ばれた。
ニュース深掘り講座
~オンラインで東京新聞・中日新聞 論説委員、記者が徹底解説
日々、ニュースを伝える新聞記者、社説を展開する論説委員ともに、長年の取材で培った見識豊かな専門分野があります。
紙面での書き言葉とは一味違った、より分かりやすく親しみやすい話し言葉でニュースを深掘りするオンライン講座を開設しました。各記者、論説委員が独自の情報と切り口、資料分析からニュースの深層に踏み込みます。講座は毎回ライブで、質問もできる限り多く受け付けます。
【日時】
①4月15日(木) ②5月20日(木) ③6月17日(木) (全3回) ※毎月第3木曜日
各回 14時開始 約90分 (講座70分、質疑応答20分)
※各回ライブ配信の翌日に7日間視聴できる見逃し配信も行います。
【定員】
各回200人(先着順・事前申し込み制)
【受講料】
全3回セット 3,900円(税込み)
・月ごとに個別で申し込みの場合
4月回 1,500円(税込み)
5月回 2,000円(税込み)
6月回 1,500円(税込み)