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フォトサービス Z-025  2016年2月10日 本埜の白鳥の郷(千葉県印西市)

フォトサービス Z-025 2016年2月10日 本埜の白鳥の郷(千葉県印西市)

Z-025-2L他
価格:710円~8,150
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商品概要

親愛の舞 白き輝き

 JR上野駅から電車とタクシーで一時間ちょっと。千葉県印西市笠神の水田地帯「本埜(もとの)の白鳥の郷(さと)」は、都心に近い白鳥飛来地として知られる。水を張った田んぼに今冬も、コハクチョウ約七百羽が越冬のためやってきた。白い優美な姿に心癒やされる。
 「コーコー」と鳴き交わし、優雅に舞う姿は冬の風物詩。越冬地では、家族で生活することが多い。雌雄の絆は強く、一生つがい関係を保つという。同じカモ科でもオシドリは毎年ペアを変える。「おしどり夫婦」の名称は、白鳥にこそふさわしい。
 八日にシベリアに戻る「北帰行」が始まった。午後五時ごろから約四時間、十羽や二十羽の小さな群れが三々五々夜空に飛んだ。九日朝は約二百八十羽に。世話をする「本埜白鳥を守る会」の出山(いでやま)輝夫会長(67)は「二十数年間で一番早い旅立ちだ。例年は二十日ごろなのに…。暖冬の影響だろうか」と驚き、「二、三日中にはいなくなる」と予想した。
 初飛来は一九九二年十一月。農業用排水路工事で、たまたま水がたまった水田に六羽が舞い降りた。輝夫さんの父で、県鳥獣保護員の出山光男さん(故人)が、くず米などの餌を与えた。翌年は十羽で、三年目は二十羽を超えた。数は毎年増加し、首都圏最大の白鳥越冬地に。
 近くの市立本埜第二小学校のホームページではほぼ毎日、校長先生が登校途中に観察した白鳥の様子を報告している。数の減少を知らせた九日は、「一つの季節が終わり、また次の季節がやってくる」と記されていた。 


紙面より一部抜粋(2016年2月10日発行 東京新聞)

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